2014年4月7日月曜日

RVでキャンプへGO!

14年2月末に念願のRV(キャンピングカー)でキャンプに行って来ました。

2泊3日と短めですが子ども達含め、大変、大変良い思い出になりました。
親子共々一生忘れられないと思います。

もし、駐在等の方で、「思い出作りに乗ってみたい」と思われる方の少しでもお役にたてればと思い備忘録として以下まとめてみました。
ご参考まで。(あくまで自己責任でお願いしますね)


■レンタカー屋を選ぶ
 今回はApolloというオーストラリア系レンタカー屋の事例です。
 他店とは異なる可能性がありますその点はご了承ください。
 http://www.apollorv.com/

 ここ以外にもいくつかレンタカー屋はあります。ここを選んだ理由は最低
 1泊から借りれる事ができ今回の日程にミートした事が一番の理由です。
 
   https://www.cruiseamerica.com/ 最低4日 3泊
 http://www.elmonterv.com/ 最低4日 3泊

選んだ車は、右のソファー部分が外にウィーンと電動でスライドするタイプ。
トランスフォーマーみたいで面白いです。
どうせ選ぶならそのタイプをと先輩からのアドバイスがあり正解でした。
車室内:右がソファーで奥が冷蔵庫、左がキッチンその奥がベッド
これは洗面所
キッチン周りも充実、炊飯器は持って行きました

これがベットです 
トイレにシャワールーム

この操作盤で、水、電気、ガス、バッテリーの残量や下水のタンクを確認します

これは運転席上のベッドで子ども達の寝床、TVもあります
キッチンでの晩飯準備中

■キャンプ場を選ぶ
 今回、RV先輩のアドバイスもあり以下条件を考慮しました。

 ・移動回数/移動距離は短め:燃費3~4km/l,  運転も慣れず速度があまり出せない
 ・景色が良いこと:駐車場みたくRV専用パークでなく雰囲気重視
 ・トレイルがあること:今年の家族の目標 毎月1トレイル
 
 ということで「ジョシュアツリー国立公園」に2泊で決定。
 LAから140マイル、過去何度か行っているのでルートは分かっている。
 そして星空も綺麗で、トレイルもたくさんある。

 ※ここ以外にも以下リンクやKOAと呼ばれる大手チェーン、ネット上で検索すれば
  たくさんキャンプ場はあります。
  http://www.campusa.com/cu_srch.htm
  http://koa.com/rv-sites/


 ジョシュアツリー公園内にも幾つかRVキャンプ場があります。
 http://www.nps.gov/jotr/planyourvisit/camping.htm

 今回は空きのあったBalck Rock Canyonにしました。ジョシュアツリー
 公園からから外れた位置にありますがゲートまで15-20分で着きます。
キャンプ場受付
キャンプ場での様子
キャンプ場 ジョシュアツリーがたくさん生えてます
これがジョシュアツリー
キャンプ場周辺のトレイルにて
国立公園内の最高峰ライアンMtトレイル 公園を一望
RVパークの設備として、
フルフックアップという電気・上下水道すべて完備もあれば、
ダンプステーションと呼ばれる下水を捨てる場所のみを完備しているところ。
何もないところと種類があります。

今回選んだキャンプ場はRVを停める場所にファイアーピットと机椅子があり
ましたが、電気はなく、キャンプ場内に一カ所ダンプステーションと上水の
補給でき場所がありました。
車の排水部、ここに排水時ホースを接続
ダンプステーション
ホースを排水溝に接続しタンク側レバーを下げる
ダンプステーションの料金箱
予約は2カ月前にしました。
 ベストシーズン(夏前と秋口)は予約ですぐにいっぱいなのでお早めに。
 以下WEBで出来ます。
 http://www.recreation.gov/

■今回借りたRV車の設備のポイントを整理
 ・冷蔵庫、ヒーター、シャワー、ガスオーブン、お湯はLPGで稼働
  LPGはそうそう無くならず基本料金に含まれている。

 ・ACコンセント電源、冷房、TV、電子レンジは発電機作動時のみ使用可。
  発電機は使用音が大きいので特に夜は周りのキャンパーに迷惑になります。
  使用するタイミングは要注意。プランにもよりますが料金が発生します。
  走りながら使用はできました。

 ・シャワー、シンクの水は グレータンクへ
  トイレの使った水、大小便はブラックタンクへ
  2種類のタンクへ分別されます。
  片付けが面倒なのでトイレはキャンプ場内の物を使用、
  キャンプ場に水洗トイレがあったので便利でした。
  食器の水洗いとシャワーは上水を使用しました。

 ・タンクの水はシャワー大人2人、子供2人で満タンから約半分に減ります。
  排水タンクも半分弱に達します。

 ・トイレットペーパーは特殊
  RVで使うものは特殊と説明を受け、後で買うならスーパーに売っている
  と聞き探したが発見できず。レンタル時に買って置くべきでした。

 ・下水用の消臭剤?が必要、これはレンタル時に言われますのでその際購入

 ・掛け布団、枕がなかった
  レンタル屋、オプション次第と思いますが借りたものにはありませんでした。

 ・その他
  荷物一式を持って自家用車でレンタル屋に行くか迷ったのですが、
  後で足りないものを買い足す、取りに買えるのも嫌だったので、
  手続き後RVの運転練習を兼ね自宅へ戻った後、椅子、机、ランタン、
  子ども用寝袋、ダッチオーブン、布団、天体望遠鏡や諸々のキャンプ用品
  を積みこんだ後出発しました。
  これは日程を組む上で焦らず準備ができ正解でした。

 ・持って行ってよかった物
  携帯電話のシガーソケットでの充電器
  AC電源あるじゃん → 発電機稼働しないと使えないと、
  たかが携帯の充電をするのに発電機稼働と大そうなことになります。

■感じた事
 先輩の話を聞き、身を持ってなるほどと納得した事。

  「移動の"回数"は少なく、気にいった場所でゆっくり味わう」

 これは的を得てます。本来の使い方なのだと思います。
 初心者は何しろ初めてですので勝手が分かりません。

 ・アクセル踏んでも加速はしない
 ・ブレーキもすぐに止まらない
 ・右左折の巻き込み確認
 ・乗り心地はガタガタ、トラックベースだから仕方がない
 ・慣れるまでフリーウエーの車線変更も手に汗握ってました

 「早く目的に着いてほしい…」と切実に思い運転してました。
 
 初日のキャンプ場では、
 ・寝る時に車が傾いているのに気付き頭に血が上る...(水平だしが必要)
 ・いざ夕食準備に入ると電子レンジが使えない。
  あらま、ガスオーブンも使えないぞ、ありゃガス警報装置がピーピーと。
 ・シャワーのお湯がでないぞ?FaultってLEDが光っている。
 ・えっ携帯の充電できてないじゃん、AC電源全滅と 踏んだり蹴ったり…

 しっかりビデオを見て、出発前に説明を聞いて、はいはい言って飛び出
 したけど、実際使おうとすると分からない事だらけでした。
 使っているうちに要領がわかり、翌日は快適そのものでした。

終わってみるとアメリカらしい本当にいい体験ができたと思います。